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香月の物語-道-④

最初に香月に関わったスタッフは、将来的に独立を予定しており、一定期間の勤務を前提として採用しました。
そのため、数年後に次の道へ進むことを想定した上で、一緒に働く形を選びました。

そのスタッフにとって香月は、夢に近づくための経験の場であり、夢を叶えるための通過点。

約2年間の学びと経験を経て独立という選択をされ 卒業されました。

そして、今 一緒に働いているのが久場と安藤です。

久場は、仕事に対していつも真正面から向き合う人です。

任されたことから逃げず、曖昧にせず、自分なりに考え抜いて、結果が出るところまで歩みを止めない。

簡単に妥協しないその姿勢は、ときに不器用に見えることもあります。

自分の考えを強く持っているからこそ、視野が狭くなってしまう瞬間もある。でもそれは、仕事を「自分ごと」として背負っている証であり、誰よりも真剣に向き合っている証だと、私は思っています。

だから私は、久場と仕事をするとき、香月として大切にしたい想いや軸を、何度でも言葉にして確認してきました。

ぶつかることがあっても、逃げずに向き合える相手であること。

同じ方向を見て進もうとしてくれること。

久場がいてくれるから、私は前を向いて決断できるし、久場が現場に立ってくれるから、香月は揺らがずにいられる。

これからも、久場には香月の軸を支える存在でいてほしいです。

安藤は、場の空気をやわらかくしてくれる人です。

サロン全体が張りつめすぎずにいられるのは、安藤の存在があるからだと感じることが多くあります。

どんなことでもすぐに否定せず、そのまま受け止められる優しさがあります。

勤務日数は多くはありませんが、限られた時間の中で、安藤なりにできることを一つずつ重ねています。

成長のペースはゆっくりで、立ち止まるように見えることもありますが、それも含めて、安藤らしい歩み方だと私は感じています。

大きな声で前に出ることはなくても、そっと場にいて、空気を和らげ、誰かの緊張をほどいてくれる。

その存在があることで、サロンには安心できる余白が生まれています。

安藤がいてくれることで、香月はやさしい空気を保てている。私は、そう思っています。

久場と安藤は、考え方も、仕事の進め方も違います。

同じ温度で仕事をしているかと聞かれれば、今でも簡単には言えません。

それでも二人とも、自分なりの形で、香月という場所と向き合い続けています。

それぞれが違う形で役割を持ち、支え合いながら、少しずつ前に進んでます。

これまで関わってくれたスタッフの時間も、その積み重ねとして、今の香月の土台を静かに支えてくれています。

ただ、今の香月が安定し、成長を続けていられるのは、久場と安藤が日々現場に立ち、責任を持って支え続けてくれているからこそだと、強く感じています。

技術だけでなく、判断や想いの部分でも背中を預けられる存在。

共に同じ方向を向き、長く歩んでいける、信頼できる大切な仲間です。

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